年月日
1971年6月19日
事柄
人類初の有人月着陸船スターダスト打ち上げ
説明
ペリー・ローダン少佐の指揮するスターダストは月面着陸直前、
未知の妨害電波を受け不時着、地球との交信も妨げられた。
そして、彼らがそこで見たものは、直径500メートルの大球形船と
退廃したアルコン人乗員達であった。
(なお、この日付は第2巻で始めて明らかにされた。)
年月日
1971年6月21日
事柄
《スターダスト》月面不時着
説明
(本編中ではこの日付は明らかにされていない。)
年月日
1971年7月15日
事柄
ゴビにエネルギー・ドーム出現。第三勢力を宣言。アトラン、最後の深層睡眠に入る
説明
三大ブロックは、疑心暗鬼のうちに第三次世界大戦への道を進んだが
サハラ砂漠でのアルコン兵器のデモンストレーションと反中性子スクリーン
によって、核戦争は回避された。
(なお、この日付は第25巻で始めて明らかにされた。)
年月日
1971年7月22日
事柄
ハガード博士、第三勢力に参加
説明
白血病治療のためスターダストで地球に来たクレストに興味を持った血清を
発明者ハガードはブリーと共にゴビ砂漠のエネルギードームに到着した。
なお、この際オーストラリアの警察に心理訊問を受けたフリッパーが
脳卒中で死亡した。
年月日
1971年7月29日
事柄
エネルギードームに対する砲撃始まる
説明
地球の3大ブロックは第三勢力に対抗するため始めて手を結んだ。
同時に、ハガード博士の失踪から白血病の異星人の存在を推定した。
年月日
1971年8月26日
事柄
月面のアルコン巡洋艦破壊される
説明
三大ブロックはエネルギードームに最大級の砲撃を加え、ドームは
崩壊寸前までになった。女船長トーラが搭載艇で救援に向かった隙に
バリアの張っていない巡洋艦は、新型核融合爆弾を打ち込まれ
破壊された。
(これにより、トーラとクレストの二人の運命は地球と結び付けられる
事になる。)
年月日
1971年9月末
事柄
マーシャルとタコ第三勢力に参加
説明
三大ブロックはエネルギードームの地下にひそかに坑道を建設したが
テレポーターのタコの警告でことなきを得た。同じころ、テレパシーの
能力を見いだしたマーシャルはロサンジェルスで偵察にでたローダンと
同行するようになった。
年月日
1971年10月10日(?)
事柄
ローダンとブリー催眠教育でアルコンの知識を受け継ぐ
説明
調査巡洋艦を破壊されたクレストはローダン等にアルコンの科学知識を
あたえ、将来地球が星間宇宙船を作れるよう配慮した。
しかし、教育後に訪れた月面の遭難現場で、巡洋艦が非常救難信号を
出していたことが発覚した。これを聞き付けたファンタン人の宇宙船は
奇襲により破壊された。
年月日
1971年?月?日
事柄
ミュータント部隊結成
説明
すでに第三勢力に参加していたマーシャル、タコ、アンネ、アダムス、
マーカントの他に、ブリー等は13名のミュータントを「スカウト」した。
このころ、精神寄生体IVsの侵攻始まる。
年月日
1972年2月17日
事柄
ベテイ・タウフリー、IVsに乗っ取られた父親を射殺
説明
密かにチベットに拠点を築いたIVsは偵察のため、地球各国の
有力者達の肉体を乗っ取った。アラン・G・タウフリーもその
犠牲者の一人であった。
ペリー・ローダンの組織したミュータント部隊員はネバダ宇宙港
でIVsを罠にかけることに成功し、チベット基地を制圧した。
(なお、この作戦中事故に巻き込まれたエラートは時空を放浪
するはめにおちいる。)
年月日
1972年5月?日
事柄
<グレイ・ハウンド>、月面着陸に失敗
説明
西ブロックは月面のアルコン巡洋艦の残骸から、密かにアルコン技術
を盗み取ろうと、<スターダスト>の姉妹船を派遣したが失敗。
生き残りの乗員3名は、偶然にローダンにより救出され、以後、
第三勢力のメンバーとして金星探検に参加、1万年前のアルコン基地を
発見した。
年月日
1972年6月12日
事柄
マイクル・フレイト等、催眠教育を受ける
説明
金星基地の探求中のこの日は、フレイトの誕生日で、先月より第三勢力に
参加したフレイト等の宇宙飛行士達はアルコン宇宙船の操縦についての
催眠教育を受けた。
年月日
1972年7月7日
事柄
金星基地で6隻の宇宙戦闘機を発見
説明
ここで見つかった一人乗りの光速戦闘機は、3日後の金星からの帰途、
二隻のIVs宇宙船の破壊に役に立った。
年月日
1972年7月29日
事柄
ニューヨーク、IVsから解放される
説明
ローダン等第三勢力はIVsの犠牲者を見分ける周波数デテクターを
開発し、月面とカナダの基地を制圧し、対IVs戦にようやく勝利
した。
年月日
1975年5月25日
事柄
トプシダー艦隊、ヴェガ星域に侵攻開始
説明
冥王星のロボット監視ステーションが27光年離れたヴェガ星域
での大艦隊の遷移をキャッチした。アルコン搭載艇<グット・
ホープ>で、人類初の超空間遷移を行ないヴェガ星系に偵察に
出かけたローダン等は自らをアルコン人と偽り、トカゲ型生物
トプシダーの侵略に苦しむ第八惑星の住人フェロン人とコンタ
クトをとった。
しかし、トフシダー艦隊にはアルコンより奪取したインペリウム
級戦艦が参加しており、<グット・ホープ>は大損害を受け
第九惑星ロフスに避難した。
年月日
1972年6月?日
事柄
トプシダーからアルコン戦艦を奪取。
説明
フェロン人レジスタンスとミュータント達の助力でトプシター艦隊より
アルコン戦艦を奪取した。
年月日
1972年6月?日
事柄
TAF設立
説明
アラン・D・マーカントは世界各国の諜報、情報機関を統合し
テラニシュ、アブヴェアー、フェデラデーションを設立した。
(これは、後の太陽系情報局の元になった。)
年月日
1972年7月?日
事柄
ローダン、ヴェガ星系より帰還
説明
地球に帰還したローダンは<スターダストII>と名付けた戦艦に
乗員を補充し、ヴェガ星系に取って返した。
ミュータント達の介入で艦隊司令部の統制を乱されたトプシダー達は
第八惑星フェロルよりついに撤退した。
(このさなか、永遠の生命の星ワンダラーにつながるシュプールに
始めて出くわす。)
年月日
1966年?月?日(ローダンの回想)
事柄
無人探査機、月面到着
説明
アメリカとソ連の探査機が月に到達したが、有人月飛行まではなお3年
が必要であった。
年月日
1975年8月ごろ
事柄
トプシダーのヴェガ遠征艦隊壊滅
説明
ヴェガ星系第40惑星の6つの月に要塞を築き、最後の抵抗を
続けていたトプシダー達。ローダンはトプシターの捕虜を通じて、
自分達の母星がカペラ星系にあると信じ込ませることに成功、
トプシダー艦隊は出発した。
しかし、カペラへのジャンプデータはクレストの手で修正させられて
おり、トプシダー艦隊は恒星カペラの内部で実体化した。
年月日
1975年9月ごろ
事柄
不死者の機械ホールの探検
説明
惑星フェロルの時間地下庫で発見された物質転送機を修理したローダン
等はいずことも知れぬ機械ホールに現われた。様々な試練を乗り越えて
フェロルに戻った一行は未知の暗号で書かれたメッセージを手に入れる。
年月日
BC8010年?月?日
事柄
アルコン人ケルロン、ヴェガ及びソル星系を探検
説明
永遠の生命の星のシュプールを追ってヴェガ星系に表れたケルロン
は惑星フェロルのピラミッドで物質転送機と謎の金属円筒を発見した。
しかし、9985年の未来からやってきたローダンやクレストにより
円筒は密かに奪われた。
ケルロンはその後金星に大基地を築き、アトランティスへの移住も
指揮したが、原住民との戦いで死亡した。
年月日
1975年12月7日
事柄
<スターダストII>、ヴェガ星系14惑星ゴルを探検
説明
空間振動を使った不死者の指示に従い、ローダン等は表面重力916gの
巨星ゴルに着陸したが、あらゆるエネルギーを食い尽くすエネルギー
生物の襲撃に悩まされる。
最終的には山中に発見したフィクティヴ転送機で15日未知宙域におくら
れた。
年月日
1975年12月24日
事柄
惑星トラムプでの調査開始
説明
ゴルからフイクティヴ転送機により、未知星域に転送されたローダン等は
不死者からのメッセージをうけトラムプに着陸した。未知ロボットの攻撃、
見えざるテレキネシスの悪戯に悩まされながらもついに、永遠の生命の星
のポジションデータを手に入れた。
年月日
1976年1月始め
事柄
<スターダストII>、ラトン星系11惑星ツグランの反乱に巻き込まれる
説明
惑星トラムプで<スターダストII>に密航したネズミビーバー、グッキー
の悪戯で、ローダン等はアルコンのロストコロニーの一つで大帝国の一部
であるツグランの近くにミスジャンプする。
おりしも、ツグランではアルコン高等弁務官に対するテロが始まっていた。
ローダン等は身分を隠し、反アルコン勢力の黒幕を暴きだした。
(このころのグッキーは、ネズミではなくビーバーそのもののイラスト。)
10巻 前編 「宇宙の不死者」
年月日
1976年1月末
事柄
ローダン、相対性不死性を得る
説明
不死者によりノヴァ化しつつある恒星ヴェガより、永遠の生命の星ワンダ
ラーに向かって、ローダン等は出発し、全ての謎をといて不死者「それ」
に対面した。
ローダンは2万年にわたる「チャンス」と細胞シャワーの試用許可を貰った
が、アルコン人のトーラとクレストには不死性は与えられなかった。
(このワンダラー訪問の間、ワンダラー以外の宇宙では4年半の時間が
経過していた。)
年月日
1980年5月24日
事柄
ローダン、ワンダラーより太陽系に帰還
説明
ローダン不在中に政権交代した東ブロックは第三勢力の金星基地
占拠を目指し、トミゼンコフ将軍指揮の大艦隊を派遣した。
<スターダストII>で帰還したローダンは東ブロックの宇宙船と
核兵器は破壊したが、遠征隊員の多くが金星で生き延びるように
配慮した。
年月日
1980年6月12日
事柄
カラガンダ第23戦闘航空団壊滅
説明
金星のトミゼンコフ遠征軍を無力化し、ピヨトキン少将の補給船団に
打撃をあたえて地球に帰還した<スターダストII>は東ブロックの重要
拠点の幾つかを破壊し、東ブロック全土の電気を奪い全面核戦争を
防いだ。
年月日
1980年6月14日
事柄
<スターダストII>、ギヤラクト=シティに帰還
説明
地球に帰還したローダンは、デリングハウスを工作員として東ブロック
に派遣すると共に16日には西ブロックやアジア連合と交渉を開始した。
これにたいし、東ブロックの第一書記ストレルニコフは独裁者としての
権限を強化し、工作員デリングハウスにたいし自ら罠をかけた。
年月日
1980年6月17日
事柄
国際法廷設立
説明
ペリー・ローダンの呼びかけにより初の凡地球組織として国際法廷が
フレドニック・ドニファーを裁判長として発足した。
同組織の最初の仕事は核戦争を意図した東ブロック最高評議会を断罪
するとであった。
年月日
1980年6月19日
事柄
ギヤラクト=シティ、テラニアと改称
説明
第三勢力の国家的祝日となったこの日、月面の東ブロック基地から
核ミサイルが発射されたが、ニッセンの宇宙戦闘機部隊により
全て破壊された。
年月日
1981年6月19日
事柄
トーラ、新型駆逐機で金星に逃走
説明
トーラは金星基地の超空間通信機でアルコンと連絡を付けるため、密かに
テラニアを逃走したが、認識コードの不備のため基地のロボット司令に
撃墜され、金星で1年間生き延びたトミゼンコフの部隊の捕虜となる。
後を追ったローダンと2人のミュータントも撃墜され、ブリーは強力な
バリアで金星への接近を妨げられた。
年月日
1981年6月29日?
事柄
トーラとトミゼンコフ、ラスクヤンの捕虜に
説明
トーラを捕虜としたトミゼンコフ部隊であるが、金星の悪条件のため
負傷者や脱走者が続出していた。そこに、地球の最新兵器を装備した
補給艦隊の代理司令ラスクヤンが介入し、トーラとトミゼンコフを
捕虜とした。
地球との連絡を断たれ、負傷したローダンはラスクヤン部隊から外洋
ゴムボートを盗みだし金星基地との間の海峡にのりだした。
年月日
1981年7月3日?
事柄
ローダン、金星基地に到達
説明
金星原住のアザラシの援助で海峡を横断したローダンだが、古傷がもとの
発熱に苦しむうえ、ラスクヤンのヘリ部隊がせまる。
ラスクヤンのキャンプを脱走したトミゼンコフの部下の援助でようやく
金星基地に到着し、金星を封鎖していた秘密スイッチXを解除した。
ラスクヤンはトーラとトミゼンコフをともなって逃走をはかるが、トミゼンコフ
に倒される。
年月日
1981年7月1日
事柄
新通貨ソラー採用
説明
本編中にはこの記述は見られない。
年月日
1981年7月20日
事柄
テラニアでアルコン反応炉の事故と新型駆逐機の盗難
説明
金星の冒険から帰還したローダンを迎えたのは、第三勢力始まって以来の
怪事件であった。クレストと共に事件の分析を行なったローダンは未知の
ミュータントの存在を推察した。
年月日
1961年6月14日
事柄
フレディ・マクマリー生まれる
説明
核反応炉の専門家であった父親が1年前に事故にあったため、マクマリーは
ポジティヴはミュータントとして生まれた。彼はテレポーテーションの能力
を持ち、1973年5月までアイダホ・フォールズで育った。
年月日
1976年7月18日
事柄
オーヴァーヘッド、私設ミュータント部隊の結成にかかる
説明
アメリカのワイオミング州とモンタナ州の境界の町、ガードナーで
発見したテレポーターのマクマリーを自らの暗示能力で支配下に
おいた。
年月日
1981年8月2日
事柄
クレスト、テラニアより誘拐される
説明
カリフォルニアでのローダンに対する罠、エルマー・ブラッドリーによる
アダムスとGCCに対する攻撃、テラニアからテレポーターのカクタをおびき
だした罠など、オーヴァーヘッドの攻撃は続く。
さらに、マクマリーのテレポート能力を使ってテラニアから大阪までクレスト
を拉致したが、ニッセンとローダンの手でオーヴァーヘッドの日本支部は
破壊された。
(なお、マクマリーはこの戦で爆死した。)
年月日
1981年8月3日
事柄
ベティ・タウフリー、ニューヨークに派遣される
説明
オーヴァーヘッドのGCCに対する攻撃を防ぐため、ローダンは最強の
ミュータントをアダムスの護衛につけた。
年月日
1981年8月始め
事柄
ジュリアン・テイフラー、オーヴァーヘッドの駆逐機を撃破
説明
オーヴァーヘッドの部下の一人に火星で強襲されたテイフラー候補生は
反撃し、これを捕虜にした。
年月日
1945年?月?日
事柄
クリフォード・モンタニー、生まれる
説明
物理学者であった父親がアラモガルドの実験原子炉の暴走事故に巻き
込まれて1年後にうまれたため、モンタニーはテレパシーと暗示能力を
兼ね備えたミュータントとなり、35歳になったときオーヴァーヘッド
としてローダンに戦を挑んだ。
(彼の正体は、女性ミュータントタチアナ・ミハロヴナにより明らかに
された。)
年月日
1949年8月?日
事柄
ソ連最初の原子爆弾、シベリアで炸裂
説明
実験本部のメンバーであったイワン・グレゴリッチ・ゴラチンと
リュドミラは放射能の雲に巻き込まれた。彼らはシベリアに隠遁
し、翌年、双頭のミュータントイワン・イワノヴィッチ・ゴラチン
を生み数年で亡くなった。
イワノヴィッチは23歳で自身の点火能力を発見し、28歳でオーヴァー
ヘッドの部下としてシベリアを後にした。
年月日
1981年9月?日
事柄
オーヴァーヘッド、アステロイドベルトで死亡
説明
火星に潜み、捜索部隊のデリングハウス等を暗示下におくことに
成功したオーヴァーヘッドは、最後の私設ミュータント、ゴラチン
の能力をつかってテラニアに攻撃をかけた。しかし、ベティやノワール
らによりデリングハウス等のヒュプノブロックを破られたため
太陽系外部に逃亡中に事故死した。
年月日
1982年6月28日
事柄
宇宙のおとり作戦開始
説明
搭載艇K1と駆逐機2隻が行方不明になり、未知知性体の介入を感じた
ローダンは、最終訓練中のテイフラー候補生にマイクロ細胞活性器を
ひそかにうめこみ宇宙のおとりにしたてあげた。作戦は成功し
テイフラーの搭乗したK9は、冥王星軌道で未知宇宙船に捕獲され
いずこともなくつれさられた。
年月日
1960年代はじめ(ローダンの回想)
事柄
USスペースフォース設立
説明
パウンダー大佐が設立したこの組織から、のちにアルコン科学を引き継ぎ
第三勢力を築くことになる人物が輩出した。
年月日
1982年7月28日
事柄
スプリンガー船<オルラXI>と<ソラー・システム>の交戦
説明
スプリンガーのオルルガンスの捕虜となっていた搭載艇K9の救援のため
ベータ・アルビレオ星系にあらわれた地球艦隊と、スプリンガー艦隊の
間で始めての交戦がおこなわれた。この間、K9の乗員は自力で<オルラXI>
から脱出するのに成功するが、テイフラー外4名の乗員は氷惑星スノウマンに
漂着するはめになる。
年月日
1982年8月2日
事柄
惑星スノウマンでテイフラーに対する捜索本格化する
説明
アルコン科学をマスターしたスプリンガーの大艦隊を前にテラには武力で
対抗することはできない。氷惑星スノウマンに隠れたテイフらー等と
後に合流したグッキーはスプリンガー族長エッタクに対しパルチザン戦
を行ないつつ、スプリンガーの地球工作員についての情報を集めた。
年月日
1982年8月3日
事柄
ニューヨークの皇帝出現
説明
ひそかに地球に侵入したスプリンガーのロボット工作員は、全世界の
GCCのロボットのプログラミングに修正を加えていた。テラニアの
戦闘ロボットの反乱は、ゴラチン等ミュータント達の介入で早期に鎮圧
されたが、反乱は全世界に広がっていた。
第三勢力とTAFの介入によりようやく反乱は鎮圧、タイタンのスプリ
ンガー基地を制圧したローダンはスプリンガーへの対抗兵器をもとめ
ワンダラーに向かった。
年月日
1982年5月末
事柄
ローダンと「それ」、バルコンを訪問
説明
テラニアの自宅で病気になり、悪夢を見ていたローダン。
しかし、それは3ケ月後、ワンダラーから放浪惑星バルコンを訪問した
体験を夢見ていたのであった。
年月日
1982年8月17日
事柄
ローダンと「それ」、バルコン訪問に出発
説明
長い歴史を持ちながら宇宙規模の惨事で銀河系からアンドロメダの
方向に20万光年も漂流したバルコン星系の住民は自らの惑星を
大宇宙船にかえ、銀河への帰還を企てた。「それ」から彼らの計画
と、その致命的な問題点を聞かされたローダンは彼らへの援助を
進言した。
年月日
1982年8月14日
事柄
「それ」、バルコンの惨事をふせぐ
説明
20万年にわたって銀河系に向かって惑星バルコンを駆動する
動力装置の接続ミスを、ローダンの手を借りて修正し、翌日
バルコンを後にした。
年月日
1982年9月3日
事柄
ローダン、フイクティヴ転送機を手にする
説明
ワンダラーで「それ」よりフイクティヴ転送機を譲り受け、8月17日の
到着時まで時間を戻してもらった<スターダストII>は、太陽系から追跡して
きたトプトルの超重族船団を撃破、ベータ・アルビレオ星系の救援に向かった。
年月日
1982年9月末
事柄
トプトルとエツタクの艦隊、壊滅的打撃を受ける
説明
フイクティヴ転送機を備えた<スターダストII>は、太陽系でトプトル艦隊の
残余を、ベータ・アルビレオ星系でエッタクの艦隊を撃破し、核火災の発生した
惑星スノウマンからテイフラーコマンドと原住知性体「半睡人」を救出した。
年月日
1982年11月25日
事柄
テラ世界政府設立
説明
首都はテラニア、政府代表は6年の任期でローダンが選出されたが
旧3大ブロックはなお残存していた。
年月日
1982年12月15日ごろ
事柄
ゴスル星を舞台にした銀河のチェス始まる
説明
太陽系にあらわれたスプリンガーの追放者レヴタンを使い、ローダンは
ゴスル星で開かれるスプリンガー族長会議の妨害のためにミュータント
コマンドを派遣し、自らはゴスル星のある221=タトリラ星系の外れで
待機した。
年月日
1982年12月27日
事柄
ラス、スプリンガー船<フレルLXXII>を乗っ取る
説明
タトリラ系のパトロールの任についていた同船は、ゴスル星にグッキーを
ひそかに送り込むのに使われた。そのころゴスル星では原住民の中に
紛れ込んでいたマーシャル等のコマンドが、 スプリンガーのロボット祭司
の追跡を受けていた。
年月日
1983年3月ごろ
事柄
ゴスル星で忘却病おこる
説明
ゴスル星を支配するスプリンガーに対抗し、ローダンのミュータント
コマンドは原住民のレジスタンス運動を援助し、人工の忘却病を広める
ことによりゴスル星の解放に成功する。
年月日
1983年5月25日
事柄
トプトル、ゴスル星にあらわれる
説明
ローダン等が解放したゴスル星にはスプリンガーの最新巡洋艦を建造中の
ロボット造船所があり、これの回収のためにトプトルはゴスル星に上陸
したが、グッキー等の偵察で造船所をすでに手に入れたローダンは再び
忘却病のトリックでトプトルを追い払うのに成功した。
(この作戦中に、ハルナハン軍曹がハルノに出くわす。
なお、本文中には1984年と書かれていたがこれは後編の
記事から1983年の誤植と判断した。)
年月日
1978年?月?日
事柄
ロボット摂政大帝国の支配権を握る
説明
アルコン人の生命力の凋落と無気力が大帝国の存続を脅かすようになった
ため帝国の最重要官職が銀河最大のポジトロン脳に取って変わられた。
この結果、トーラとクレストの属するツオトラル家は皇帝の地位を
失った。
年月日
1984年5月10日
事柄
ローダン、アルコン星系に遠征
説明
ゴスル星で入手したスプリンガーの新型巡洋艦を改造した<ガニメード>
でローダン等テラナーは始めて大帝国の中心世界に遠征を敢行した。
しかし、ロボット戦艦の介入で第5惑星ナートに抑留される羽目に陥った。
年月日
1984年6月3日
事柄
ローダン、アルコンIIIより脱出
説明
ナート星に捕獲された<ガニメード>の解放交渉のため、ひそかに
アルコンIの皇帝オルルカスト21世を訪問したローダン一行だが、
結果はネガティブ。ツオトラル家の提督ケノスの助力でツエルコン
人の防人としてアルコンIIIに侵入したローダンは、ウニヴェルズム
級の新造戦艦を奪って、<ガニメード>と共にアルコン系を後にした。
年月日
1984年6月17日
事柄
ローダン、ツアリト人と接触
説明
ロボット摂政から盗んだ<タイタン>で、ヴォガ星系の辺境に潜んでいた
ローダン等に、第4惑星ツアリトの支配者デソメルが接触してきた。
ひそかにアルコンに対する反乱を企てているのだが、デソメルの背後には
超能力を持つ非ヒューマノイド種族モーフと謎の黒幕がいた。
年月日
1984年7月ごろ
事柄
ツアルルト、デソメル死亡
説明
アルコンへの反乱を企てるデソメルはローダン等を捕虜にし、自らを
暗示能力で支配しているモーフに引き渡した。しかし、ミュータント
達やツアリトの反政府組織によるクーデターが成功し、ツアリトは
大帝国の一員にもどった。
(この事件を通じてローダンはロボット摂政のパートナーとしてみとめ
られた。)
年月日
BC12759年?月?日
事柄
惑星ホヌルへの植民始まる
説明
火星に似たタトレル系第2惑星への植民は未知の病気のため18年で
打ち切られ、121年後には封鎖星域に指定され、見捨てられた植民者
は退化し、浄化人と自称した。
年月日
1984年8月始めごろ
事柄
<タイタン>乗員、ハイパー多幸症にかかる
説明
構造補正機を受け取りに一時地球に戻った<ガニメード>とのランデブー
点として選んだ、タトレル系の惑星ホヌルで偵察に出かけたローダンほか
4名は宇宙船の墓場を発見。慌てて引き返した時には、<タイタン>乗員
は小グマ、ノヌスの運ぶ病原体に侵され狂人と化していた。
年月日
1984年8月終わりごろ
事柄
テイフラー、ホヌル星のアラス基地を発見
説明
ハイパー多幸症の張本人を求め、ホヌル星を偵察するテイフラーらは
病原体を媒介するロボット蚊に悩まされながらも地下基地を発見、
ローダンは占領した基地から黒幕としてのアラス族の存在をつきとめた。
年月日
1984年9月終わりごろ
事柄
ローダン、モーフ星のアラス基地を占拠
説明
ハイパー多幸症の治療法は、アルコンのロボット摂政にもわからない。
ローダンは表向きはロボット摂政の依頼で、実は特効薬を求め、ツアリト
の反乱を画策したモーフの母星に遠征した。
年月日
1984年10月始め
事柄
ローダン、惑星アラロンを封鎖
説明
単身、病院惑星アラロンに乗り込んだテイフラーとセングはアラス族が
ノヌス=ペスト(ハイパー多幸症)の血清を持つことを確かめたが、アラス
の捕虜となった。ロボット摂政の依頼で1艦隊を指揮することになった
ローダンはアラロンを封鎖し、二人と治療されたトーラを救出し、
銀河中に病原体をばらまいているアラスの罪状を暴露した。
(この作戦中、アラスに雇われた超重族タラモンはローダンの盟友となった。)
年月日
1984年10月27日
事柄
ブリーとミュータント達、トプトルの艦載ポジトロニクスに細工
説明
タラモンより、アラスの研究施設のあるゴムノム系第18衛星ラロス
でスプリンガー族長会議があることを知ったローダンはミュータント
コマンドを侵入させた。
テラのポジションを知るのがタラモンの友人でもあるトプトルだけで
あり、そのポジトロニクスに細工しペテルギウス系第3惑星のデータと
すり替えることに成功したが、ラロスからの脱出中、惑星ゴムからの
謎のメンタル=フィールドに捕まりゴムに不時着する。
年月日
1984年11月始め
事柄
ラロスのアラス生物研究所壊滅
説明
ゴムに漂着したブリーらは大重力、嵐、そして平面生物ゴムスの超能力
に苦しみながらも、<タイタン>のローダン等にコンタクトをとろうと
努力する。
ラロスでの族長会議の終了を待って、ブリー等を救出したローダンは
ラロスをアルコン爆弾で破壊した。
年月日
1984年11月ごろ
事柄
デリングハウス、ペテルギウス系に出発
説明
地球に戻ったローダンは地球替え玉作戦の仕上げのため重巡二隻を
ペテルギウス系に派遣した。第4惑星アクワにトプシダーが基地を
置いていることを発見したデリングハウスは、自らをスプリンガー
と偽ってスプリンガーとトプシダーがぶつかるように画策した。
年月日
1984年12月ごろ
事柄
スプリンガー、テラIIを破壊
説明
ペテルギウス星系第3惑星をテラと誤認したスプリンガー艦隊は、これを
防衛するトプシダー艦隊を撃破、アルコン爆弾を投下した。
唯一、この誤解をとく可能性を持つトプトルはミュータント達により
惑星アクワに漂着していることが発見され、死亡した。