原文 http://stellarque.xooit.fr/t35-Perry-Rhodan-NEO.htm?start=60 作成者 ivorycoast1 PostPosted: Sun 24 Jun - 19:10 Post subject: Perry Rhodan NEO PR 17 NEO - Mini Cycle 3, Volume 1の読後の感想。 私の評価:執政官 - PR 17 NEO -> A- この本は22章からなり、iBookやiPadの通常フレームで298ページである。 (訳注:PR本編は雑誌体で書式が違うもののおよそ60ページ、ネオは惑星小説のように文庫本らしい。 以下の様にヴェガ系に居るローダンと大西洋のクレストの話が交互に続いている。) 2036年9月13日、ペリーはまだヴェガ星系にいた。 <トソマ>船上のレスリー・K・パウンダーは地球への帰還についてペリーと議論していた。 しかし、惑星ゴルへの旅を続けていたのは<パネレク(PANERC)>、トプシド星系でトプシダー が発見した難破船(訳注:つまり<スターダストII>のことか?)であった。 この星系14惑星ゴルは非常に強い重力(地球の30倍)、有毒ガスの大気、そして 時速800キロの風の巨人惑星である。 船上にはレジナルド・ブルとカクトールもいて強い友情を暖めていた。 ゴルはフェロン人にとって禁じられた土地で、あえてそこに向かった船は難破していた。 困難なしに彼らはその表面に到着し難破船を発見した。トプシーダー戦艦。 クレストはアゾレス諸島近くの海底のアルコン要塞の内部に滞在していた。 彼はアルコンの摂政がこれを求めて彼とトーラを派遣したことを思い出した。 実のところ、クレストは知的な人物で、政権に反対する他の人々の ラリーポイント(訳注:指導者という意味か?)になっていた。 結局のところ、クレストは摂政を排除すべきものと考えていた。 現実に戻って、彼はドームのポジトロン脳と話し始めたが、いかなる情報も 得られなかった。おそらく、かつての指揮官がそれについてのデータの 自己消去の命令を出していたのであろう。 我々は頭部からのDNAの分析を追いかけた時でさえ深層催眠がこれらのトレモロが 短くならないことを知っている。(訳注:この文は全く意味不明。) 保持者の潜在的な不死性の強いしるし。 ゴルではペリーと彼のチームがトプシダー難破船とコンタクトを取ろうと していた。それはよく保存されているように見えた。生命維持機構は 働くように見え、内部の温度は許容範囲であった。 彼らはそこに赴き、内部に入り、探検を始めた。 船は、<ブレック・ネスビット(BRECK-NESBITT)>と呼ばれた。 そこには何者も何物もおらず、誰かがいた兆しも救命艇も見あたらなかった。 しかし、船は砲撃を受けたと思われるのに、良好な状態に保たれていた。 アリアン・コーラス(Ariane Colas)とウリウ・セングの二人は ドームにいた。彼らは共同して働いていた。 アリアンはわずかな臭いの違いでも正確に見極める能力を持った ティーンエイジャーであった。ウリウとのサイコブロックを形成し、 二人は驚くべき結論に到達した。彼らは多数の武器庫や他の部屋 が盗掘されていることを発見した。いずれも要塞の最下層に痕跡があった。 彼らはクレストを呼ぶことにした。 ブリーは<ブレック・ネスビット>のメインコンピューターを復活させようとした。 しかし成功しなかった。それでも理論的には船は再び宇宙を航海可能に なった。カクトールは<パネレク>に戻ると言ったが姿を消した。 ペリーは自ら手を出したが探索条件は非常に困難であった。 アルコン服だけが秒速20キロに達する風に耐えることを可能にしていた。 ペリー、・・・困難だ。漠然とした人影が彼の正面に現れた。彼は呼びかけた。 彼は追いかけたが無駄であった。 しかし突然宇宙空間の様な感覚が襲った。白い光が強くなった。 宇宙空間に居るかのようであった。エラートの様な感覚。惑星は異なるようであった。 地球のような惑星。海、大陸、・・・。 「ペリー、来るのだ、来てくれ、・・・君が必要だ。」ささやきのようだ。 惑星の姿がはっきりしてきた。ありえない惑星だ。 半分だけの、平らな表面と草原や湖、山、川などの見せ掛けの混合物。 巨大な高原が現れ、都市が現れた。大量の水が大気中に巻き散らかされる。 結果として巨大な虹。 「ペリー・ローダンを待っている。」彼は耳にした。しかし、突然すべてが停止した。 ブリーはペリーと彼らを探そうとして、すぐに彼らと合流し、船は無事に曳航された。 直後に彼らは船をスタートできるようにした。それ以外の問題もなしに その領域に達した。ブルはペリーに本当は何が起こったのか尋ねた。彼に話した後、・・・ カクトールもまた半分の惑星を見ていたのだ。 メンテナンスロボットの助けで、クレスト、ウリウ、そしてアリアンは非常に厚い壁に穴を開けて トンネルを発見し、直にさしたる困難なしに隠された部屋に到達した。これは明らかに アルコン流の建築であった。最後の瞬間にロボットは2人の地球人を殺そうとした。 なぜなら彼らはこの部屋に入ることは許されていないから。クレストが反対し、 彼をも殺そうとする機械に話しかけた。ロボットは彼が最終試験にパスしたことを 伝えた。彼らは部屋に入った。 これは、古い書籍、宝石、鏡、美術品、技術装置、およびその他のオブジェクト の混在した部屋ないしはシャベル杭だった。これらの意味を知るには 誰を呼ぶべきかクレストは知っていた。 ペリー・ローダン、レジナルド・ブル、その他<トソマ>の面々は <ブレック・ネスビット>を従えて地球に帰還した。 人類への最初のフェロン人大使マリック(Malikk)が乗船して、 1000人のフェロン人が自らの技術を地球のそれにまで発展させるのに 役立つであろう荷物と共に同行していた。 ダリア・モロソワ(Darja Morosowa)はフェロルにおいて地球のため おなじ役割を果たすことになる。彼らはテラニアの近くに到着した。 都市は今や人口200万に達しようとしていた。 バイ・ユン(Bai-Jun)、今は暫定テラニア市長がそれを支えていた。 このことはテラ連合が指導者を選出する一般的な公募を行っていることを 示していた。バイ・ユンは生涯にわたって政府に選ばれるものとみなしている とささやいた。それは、ペリーがこの地球を支配することを意味している。 「一体全体これは何ですか?」 サイル・アエスナル(Cyr Aescunnar)、クレストと仲間たちと共に完全に自立的な 30x15x4メートルの直方体の部屋を発見したこのテラナー考古学専門家は 最初の観測を行った。 ステーションに隠され、・・・ステーション自身も隠され。エジプトのようだが・・・1万年前のもの。 ふーむ・・・1万年前の地球でこれほどの進歩があったと。 何か関係があるプロクオ(pro quo)。 クレストは彼に工房を、機械道具、骨董品、テラの富、楔形文字の書かれた机、 唐からの他の骨董品を見せることを決意した。 シートを使った二人のアルコン人は永年深層催眠にあった事は明らかであった。 しかし彼らは死に絶えたのだろうか? なぜ彼らはまだ姿を見せないのか?始めにクレストは アルコン語で書かれた紙束を眺めた。彼は 一緒に手にとった。 ホーマー・G・アダムスは都市でペリーを歓迎した。 彼は誇らしげにテラニアの主要部に新しい支配者のために用意した新しいオフィスのきれいな 床を示した。古風な中国人兵士がいたるところに居て安全に気を配っていた。 ペリーは疲れたけれども感動した。 彼はホーマーを観察し、起こった全てにわたって大いなる指揮をとったと思われる その発展を歓迎した。 しかし、彼の驚きは終わりではなかった。 ホーマーは彼にエンリケ(Enriquez)とそのチームが頭蓋骨に取り付けるべき 自動翻訳装置が開発していると告げた。 思考が瞬時に読み取られリアルタイムで自動翻訳された単語や文章を話すのだ。 地上における統一的なコミュニケーションの重要な一歩だ。 別れ際のに、ホーマーは住んでいる裁判所で何を話すのかのあらましを彼にたずねた。 バイ・ヤンの時と同じく、返事は無かった。:-) クレストは彼の部屋に駆け込んだ。彼は読んだ最初の文を覚えていた。 「今日、最後の友クノルを埋葬した。彼は老人になっていた。」彼は思った。 これが他ならぬアルコン人の不死者の証拠だ。不死者は本当にいたのだ。 彼の船室の近くに来た。 しかし、トルケル・ホン、 ヴェガの軍団の出発の後、地球人のもとに留まることを決意したトプシダーが居た。 クレストにとって残念なことに議論が起こった。トルケル・プレス・ホンだ。(訳注:意味不明?) 彼は侵略がトプシダーに何か他のものを隠したことをほのめかした。 クレストも事態を隠していた。 これは不死性を示唆する何物かの様に彼の持つ手がかりと両立しない。 その言葉は発せられた。 クレスト、付帯脳はそれを覚えるために信頼されねばならない、 しかし最新の発見を話していた。(訳注:この文も良く分からない) トルケル・ホンは興奮してまくし立てた。 最後に彼(訳注:クノルのこと?)は再生を再会して最後を迎えていた。 このことはクノルがおそらくは自殺したことを明確に示している。 なぜならば彼は不死者の近くで老化するのに耐えられなかったのだ。 この時、エリック・マノリがクレストを呼び出し、出来るだけ早く彼の もとにくるように依頼した。地表の、サンミゲル島(Sao Miguel)に、 そこから直ちにくるようにと。 テラニアではペリーは物々しい警備チームに囲まれていることに気がつき、 憤慨していた。 彼はその一人をも追い払うことに音を上げた。派遣されたスタッフからは テラ連合を支える多くの人々に、ファンタン人が引き起こした 恐怖と破壊のためだけに人々が派遣されていると聞かされたのみであった。 彼はエラートの墓所に行き、アラン・D・マーカントから派遣された スー・ミラフィオレ(Sue Mirafiore)と出会った。彼もまた ペリーのことを心配していたのだ。 ペリーは少しイライラしたが、二人の会話は弾んだ。スーは スピーチを人々が聞きたいものではなく彼らに呼びかけるもので 組み立てるようにアドバイスした。ペリーの答えは中断された。 エリック・マノリからの呼び出しだ。 クレストはタチアナ・ミハロヴァナを伴ってサンミゲル島 に到着した。彼女は潜水艦と通話する前にエリックの指示に従って 回復していた。エリックは自宅にいて彼らはタチアナを除いて 「デアラゴア・ダ・フォゴ」に行った。彼らはそこに地球の その他の最良の医師たちを見出した。 3798人の代議員はテラニアワールドに集まられた。それは正常であった。 ブリーはローダンの近くで一言述べるように頼んだ。 過去3ヶ月の間の出来事を彼らが思い起こすと信じられないことばかりだった。 ペリーは表彰台の上に立って始めた。 「テラナーたちよ、我々が中華人民のこの忘れられた辺境に<スターダスト> を向けてから3ヶ月しか経っていない。 我々はクレスト・ダ・ツオトラル、助けを求めたアルコン人科学者を乗船させていた・・・。 月面上には<アエトロン>、信じられない大きさと機能のアルコン船があった。 生身のアルコン人との会合は夢を現実に変えた。そして、我々は大宇宙で一人ではない ということを地球は認めなければならない。大ショックだった。 あるものは恐れた。しかし、現実から逃げることは出来ない。 そして、信じられない未来の展望が大きく開かれた・・・。」 ペリーはこの時ゴルで見たヴィジョンを思い出した。 「我々は我々の進歩に尽くしたもっと多くの人々に感謝しなくてはならない。 バイーユンは我々の側に立つという先見の明を示してくれた。 アラン・D・マーカントは我々の安全に尽くしてくれた。他に10名、100名・・・。 選挙が我々の前にあり、我々は執政官を選ばねばならない。 そして、私のチャンスは今度も悪くない。我々には信じられない展望、 我々の目標に向かう限りない技術がある。 我々みんなが住んでいるこの都市は、前に横たわる大きな困難を示している。 それは文字通り無から発展したのだから。このことを、他のすべてに対しても 行わねばならない。このためには指導者が必要だ。組織と発展について 非常なキャパシティという能力を持つ指導者が・・・。 私は一人を知っている。ホーマー・G・アダムスだ。」 ハガードとアラスのフルカー(Fulkar)もそこにいた。 エリックは見かけの健康にもかかわらず、彼は今非常に 活動的なガンに感染しており、実のところ余命は4〜6週間で 回復の見込みはないと彼に伝えた。 クレストは驚きを示した。フルカーは予想を裏付けた。 クレストは民間病院に入れられたが再び抜け出しタチアナを呼んだ。 不死者の惑星を探しに行くことを依頼し、彼女は喜んで引き受けた。 耳をつんざくような沈黙。 「私は自分の立候補を取り下げ、ホーマー・G・アダムスをテラ統一政府の 第一指導者に推薦したい。」 4千人の代議員やその他は斉唱、全くの驚き、あるいは怒りの高まりを示したが、 どう反応するか知らないようであった。 ブリーはペリーを驚いて見たが大きく笑った。 バイ・ユンは熱烈であったがすばやく反応した。彼は手を挙げてゆっくりと拍手を送り始めた。 それが最初であった。レジナルドはすぐに彼に加わった。他の者も従い、 直にみんなが動きに加わった。プルはアダムスのそばに立った。 アダムスは事態に全くついていけず、ブルは彼が表彰台に戻るのを助けた。 選択はなされた。この時、トーラはペリーの傍に現れた。 彼女は彼の選択を非難したが、これが正しいアプローチかもしれないとほのめかした。 しかし、それは彼女の来た理由ではない。クレストが何かの準備をしている。 彼女はペリーにそれを止めて欲しいのだ。彼女は次の質問に最終的に 答えることを申し出た。月面上のあれはなんだったのか? タチアナとクレストは悩まされること無くアゾレス海底のドームに入った。 彼らは2つのアルコン人の武具を回収し転送機に向かった。 しかし、彼らがそこに着くと小部屋にトプシダーのロード、トルケル・ホンが居た。 ブリーがまさに彼を祝福した時(彼はゴルの幻想がペリーに影響を及ぼしていたのでは と疑っていた)、彼の考えは中断された。 これぞまさにクレスト!彼らはトーラと共に直ちに<ブレック・ネスビット> を離れ、アゾレス海底のドームに向かった。ラス・ツバイが彼らに同行した。 なぜクレストの失踪をそれほど確信しているのか尋ねられてトーラは 答えた。「彼は不死性を見つけたいのよ。」 「トルケル・ホン、何がしたいの?」トーラ(訳注:タチアナのミスタイプか?)は詰問した。 転送機で不死者の惑星に彼らと行こうとしていると言った。 しばらくのためらいと議論の後、彼らは転送機に向かった。 「彼は何を見つけようとしているって?」ペリーは口もきけなかった。 彼らはわれに返り さらに説明を受け、出来るだけ早くドームに着くように努力を倍加した。 <ブレック・ネスビット>はまだ損傷を受けていたが、彼らは 海中深くに潜水しようとした。トーラはドームのポジトロン脳を呼び出し クレストを引き止めるように命令した。 しかし、無駄であった。彼女はクレストがすでに転送機の近くに いて、そのバリアが張られていたことを知らされた。この時、 ペリーはラスにトーラと共にその近くにテレポートするように 頼んだ。彼ら三人はジャンプした。 クレストはリコとキンク・スポター(Quiniu Soptor)に付いていこうとした。 彼はそれが正しい方向で、転送機は彼らの取った目標に いつも正しく向けられていると考えたのだ。 彼らがまさに転送機のプラットフォームに乗ろうとしたとき、トーラの声がさえぎった。 「クレスト、だめ、待って!」彼らは立ち止まり議論は続いた。 突然メッセージが響き渡った。「危険、遮蔽せよ」 おそらく転送機との干渉であろう。 クレスト、タチアナ、トルケル・ホンは驚いたものの、 転送機の中で膨張し彼らは姿を消した。同時にアルコンロボット が襲撃し転送機は爆発した。 ペリー、トーラ、ラスは巻き込まれ、ラスは気を失っている のが発見された。 ペリーはトーラのために彼らは発見しようと誓った。 トーラはペリーの広げた強い手をとり、彼が回復するのを助けた。 ホーマー・G・アダムスはテラニアをスターダストの50階とみなした。 彼は自分の権力の完全所有を感じていた。人類は彼、せむしの男に投票したのだ。 人類は選んだのだ。彼は忘れないだろう。 PS: いつものようにフランス語と分布についてはご容赦を。 PPS: この前の要約から大分時間が経ったことはご容赦を。 仕事が立て込んでおり、その後リフレッシュし、また仕事だったので。:-) そして、PR18は50ページしか呼んでいない。そう、これはちょっとだけ遅い。 History **, mini-cycle "ヴェガ" (仮題) フェロルの最後 - PR 16 NEO -> B + / A- 未来へのステップ - PR 15 NEO -> A + ピゲルの巨人 - PR 14 NEO -> B + / A- フェロルにかかる影 - PR 13 NEO -> A + 異星の下での死 - PR 12 NEO -> A- フェロルでのバトル - PR 11 NEO -> B + / A- ヴェガの光の中で - PR 10 NEO -> A ローダンの希望 - NEO PR 9 -> A + History **, mini-series "ペリー・ローダン" (仮題) テラナー - PR NEO 8 -> B + テラニアからの脱出 - NEO PR 7 -> B + / A- 黒の双子 - PR NEO 6 -> A- ミュータントスクール - NEO PR 5 -> A- エラートのビジョン - PR NEO 4 -> B + テレポーター - PR NEO 3 -> A ユートピア、テラニア - PR NEO 2 -> C スターダスト - PR NEO 1 -> A-