年月日
1990年6月19日
事柄
太陽系帝国成立
説明
ペリー・ローダンを第一執政官として発足。太陽を巡る9つの惑星からなる。
(設立の日時は25巻には書かれていない。)
年月日
2040年3月始め
事柄
アトラン、深層催眠より目覚める
説明
第三勢力の発足による第三次世界大戦をさけるため大西洋のアゾレス海溝
近くの海底ドームで深層催眠に入っていたアルコン人アトランは69年ぶり
に目覚め、海底で遭遇したUボートの乗員から太陽系帝国の設立を聞かさ
れた。
年月日
2040年4月24日
事柄
アトラン、テラニアに現われる
説明
アルコンへの帰還のチャンスを待ち続けていたアトランは科学者シェルルド・
ゴナードソンの偽名でT=18テスト部の技師長に採用された。
年月日
2040年5月10日(?)
事柄
惑星ヘルゲイトの決闘
説明
正体がばれる直前にローダン自身の操縦するスペースジェットに密航し、
地球を脱出したアトランだが、超空間ジャンプの際に密航がばれ、砂漠
惑星ヘルゲイトで1対1の死闘を演じることになる。
年月日
2039年5月?日
事柄
マーシャルとローリーをトリモンに派遣
説明
アラスの動物園惑星トリモンに数世紀来地球人が収容されているという噂を
聞いたローダンはマーシャルをスプリンガーのイクストとして、ローリーを
アルコン人の女子医大生に偽装させて派遣した。
年月日
2040年5月?日
事柄
ローリー、ロドリコ・デ・バルセオ伯と出会う
説明
首尾よくトリモンの老人障害センターに潜り込んだローリーは1630年にメキシコ
からさらわれたロドリコと出会い恋に陥る。生命延長血清のサンプルを手に入れ
たもののマーシャルを含めた3人は全トリモンのお尋ね者になる。
年月日
2040年5月?日
事柄
ローダンとグッキー、トリモン事件に介入
説明
苦境にあるマーシャル等の救出のため、ローダンはアルコンのインスペクター
に紛してトリモンに乗り込む。しかし、偶然本物のインスペクターが現われ
再びトリモンは騒然となったが、その騒ぎに乗じて脱出に成功した。
年月日
2040年6月ごろ
事柄
ローダン、惑星イザンの生存者を援助
説明
アルコン人のロストコロニーの一つイザンは地球時間の2032年に核戦争を
起こし、わずかの生き残りも食料不足と内部闘争で滅亡にひんしていた。
ローダンはスペースジェットを破壊され、ロドリコを失いながらもイザンに
秩序を確立した。
年月日
2040年6月16日
事柄
アトラン、テラニアより脱出
説明
5月15日のアカデミー学生とのディスカッションで出会った金星生まれの
女子学生マルリス・ゲントナーの助力で隠してあった特殊装備を手に
いれたアトランは貨物列車でテラニアを脱出した。
年月日
2040年7月13日
事柄
アトラン、金星に到着
説明
農夫ヒンリヒ・フォルクマルに紛して金星植民者に紛れ込んだアトランだが
ローダンやグッキー、セングの追跡により次第に追い詰められる。7月末、
ポート・ヴィーナスの地球博物館でローダンとアトランは再び対決する。
年月日
2040年7月12日
事柄
惑星ヴォラトより、「鐘が三度!」の警報
説明
アルコン帝国の執政官のいるヘペレス系第二惑星に派遣された27歳の
ミュータント、ラルフ・シケロンは非常警報を発して行方不明になった。
次いで派遣されたロイドは、スプリンガー娘クリ・オネレと原住民の援助で
グレゴール。トロプノフとノモ・ヤトウヒンの裏切りの事実を発見した。
年月日
2040年8月始め
事柄
ローダン、タラモンと再会
説明
トロプノフ等に誘拐されたトーラを追ってヴォラトに乗り込んだローダン、
ノワール、グッキーは巧みな作戦でトロプノフとヤトゥヒンを無力化した。
しかし、偶然居合わせた超重族のタラモンによって自身の生存をロボット
摂政に通報される。
(ネコ=トラのプッチーがグッキーの親友になる。)
年月日
2040年8月?日
事柄
<アドヴェンチュラス>、惑星グレイビーストに不時着
説明
ホーレス・O・ミュロンやウオルター・S・ホランダーを長とする半社会的
自由植民者達はローダン暗殺を企てるが失敗し地球追放の刑を受ける。
ホランダーは輸送船<アドヴェンチュラス>の乗っ取りをはかり、ミユロン
や乗員との内戦で未知惑星に不時着するはめになる。ホランダーを捕えた
ミュロンは追放者達に地球とのコンタクトが失われたことを告げた。
年月日
2040年9月(?)ごろ
事柄
ミルサルIIIに、姿なき攻撃
説明
ローダンは惑星ミルサルIIIで、タラモンや摂政の代理と会談しアルコン帝国の
各地で起こる姿なき攻撃に対する共闘を依頼される。おりしも、半透明の探知
エコーが報告され、搭載艇K7の乗員が消滅した。
年月日
2040年10月始め
事柄
レンズフィールドジェネレーターによりドルーフ宇宙へ侵入
説明
姿なき敵の攻撃にさらされているミルサルIIに偵察に出かけたルウ、ロジータ
ロイドの三人は、敵の正体が異時間空間の存在であることを発見し、偶然発見
したレンズフィールドジェネレーターにより異時間空間を偵察した。
プログマミング上、異時間理論を把握できないロボット摂政はローダンに
アルコン艦隊の命令権を譲渡した。
年月日
2040年10月?日
事柄
アトラン、<ドルスス>に乗船
説明
地球に帰還したローダンと再会したアトランはロボット摂政の危険性を
認識、テラナーとの協力を決意する。その直後、ローダンから姿なき敵
の話を聞かされたアトランはトランス状態に陥り、一万年前の自らの
体験を語り始める。
年月日
BC8000年?月?日ごろ
事柄
アトラン、ラルサフ星系の反乱を鎮圧
説明
チコル家の執政官アナモルの圧制を訴える植民者トントの呼びかけに応じ
ラルサフIIに赴いたアトランと彼の艦隊はアナモルを無力化し、次いで
惑星の気候に適応できないツアクレプVからの移民者のため第三惑星に
新たなコロニーを樹立した。アトランの恩師で旗艦<トソマ>の艦長タルツ
は新コロニーをアトランティスと名付けた。
年月日
BC8000年?月?日ごろ
事柄
ラルサフII、相対ゾーンに襲われる
説明
アトランティスの植民開始から2年後、ジャングル惑星ラルサフIIは有機生命
を消しさる相対ゾーンに襲われた。メタン戦争の前線より派遣されたアトラン
は、住民の疎開を命じ相対ゾーンと未知宇宙船との交戦に入るが、巡洋艦隊が
壊滅する。
(同じころ、アトランは「それ」と「カルフシュ」の使者から細胞活性装置と
コンヴァーター砲の設計図を譲り受ける。)
年月日
2040年10月(?)ごろ
事柄
惑星スヴォーンより「鐘が三度!」の警報
説明
スヴォーン在住のミュータント、ヨースト・クルマンからの警報を受けた
ローダンはクルマンと彼のペットのムッシェルを<ドルスス>に収容した
が、クルマンは強力な催眠暗示を受けており、未知のスパイがポジトロン
脳から地球のポジションデータを盗んでいることが発覚した。
年月日
2040年10月(?)ごろ
事柄
流刑惑星グレイビーストでの反乱
説明
植民地グリニッジの周辺の偵察にでかけたミュロンは半知性体ムンゴを発見し
彼らが持つ、風土病の治療法をグリニッジにもたらした。次いで不可思議な
知性体「青い小人たち」ともコンタクトを取ったが、政敵ホランダーの罠に
はまる。
年月日
2040年11月10日
事柄
太陽系帝国艦隊、惑星スヴォーフォンを封鎖
説明
スプリンガーのドログは銀河一のマイクロエンジニアであるきゅうり人間
スヴォーンを抱き込んで構造補正機探知装置を開発していた。これが大量
生産されれば地球のポジションを秘密にしておくことは不可能になる。
ロボット摂政との協定を利用してインスペクターの資格でスヴォーフォンを
封鎖したローダンは探知装置の開発者とコンタクトをつけ、2万人の若き
スヴォーン学生と共にひそかに火星で探知装置の対抗装置の開発にあたる
ように説得した。
年月日
2041年1月3日
事柄
タツ=トル、姿なき敵に襲われる
説明
「新アルコン人」を自称する植民地、モラグ系第二惑星タツ=トルに
姿なき敵の攻撃を予測したローダンは、ルウ、ノワール等6名の探検隊
を派遣した。彼らはレンズフィールドジェネレーター(LFG)で異時間空間の
惑星「結晶界」に侵入、未知の芋虫やミルサルIIIで行方不明になっていた
オタマジャクシK7の乗員を発見したが、LGFの故障で帰途を失い、未知
宇宙船(ドルーフ)の攻撃を受ける。
年月日
2041年1月13日
事柄
ローダン、タツ=トルでLFGの故障を発見
説明
ルウ等時間探検隊の消息を求めてタツ=トルに下り立ったローダンは
彼等を異時間平面に送りだしたLFGが破壊されていることを発見。数週間後、
新たなLFGと共に舞い戻った、時間重積時の条件の変化のため異時間空間への
道は閉ざされたままであった。
年月日
2041年7月16日
事柄
軽巡<サンボ>、異時間空間に侵入
説明
物理学者エルプの改良により産み出された湾曲フィールドジェネレーター
により再び異時間空間への道が開かれた。ローダンはルウ達時間探検隊
を救助したが、異時間空間の支配者ドルーフにより帰途を封鎖され、徐々に
自身の固有時間を失っていく。さらに、ドルーフは蜂ガニのヒュプノ、クルーク
を派遣して<サンボ>を支配下に置こうとした。フィクティヴ転送機で反撃
したローダンは固有時間への帰還に成功する。
年月日
2040年12月(?)ごろ
事柄
ホランダー、処刑される
説明
青い小人達と太陽系艦隊よりひそかに派遣されたチェリッシュの援助でミュロン
は、ホランダーの支配体制を打ち破ることが出来た。その数週間後、グレイ
ビースト歴が制定される。
年月日
2041年1月15日(グレイ・ビースト歴)
事柄
グリニッジ、ピープシーの侵略を受ける
説明
ホランダー事件の後、束の間の平和を楽しんでいた植民地グレイビーストは
同じ星系の第12惑星から異星人ピープシーの侵略を受け、彼らの監視下で
農作業を強いられるが、数週間後、植民者たちはピープシーの看守達に対して
反乱を起こした。
年月日
2041年4月15日(グレイ・ビースト歴)
事柄
グレイビーストに再来したピープシー船が破壊される
説明
ピープシーの耕作機械のエンジンより取り出した核分裂物質で原爆を作成
したチェリッシュらは、収穫のため再来したピープシー船を破壊した。
5月5日には、放射線の影響のない場所に植民地グリニッジが再建され、
6月2日、植民地グレイビーストと太陽系帝国はコンタクトを回復した。
年月日
2020年?月?日
事柄
トマス・カーディフ生まれる
説明
ローダンとアルコン人トーラの息子として生を受けたトマス・カーディフは
金星のポジトロン脳の予測に基づいて、両親のことを知らせずに孤児として
育てられた。
年月日
2041年7月末
事柄
トーラ、ロボット船に誘拐される
説明
息子トマス・カーディフの任官地惑星ルズフを訪問したトーラは突然現われた
ロボット船によりいずこともなく連れ去られる。
捜索に当たったカーディフはシリコVで彼女と出会い自分の出生の秘密を
知った。
年月日
2042年1月5日
事柄
ブリー、ワンダラーの消失を報告
説明
62年の相対的不死性を保証する細胞シャワーの効力が切れる前に
永遠の生命の星ワンダラーに赴いたブリーはワンダラーの消失を発見
した。<ドルスス>で調査に赴いたローダンはワンダラーがドルーフ
空間との接触にあったことを突き止めた。
34巻 後編 「消えた生命の星」
年月日
2042年1月17日
事柄
ローダン、ソリチュード知性体ネイサンと出会う
説明
ドルーフ空間に消えたワンダラーのシュプールを追って、惑星ソリチュード
にK238で着陸したローダン、アトラン等は、そこでドルーフの生体探知
器にされていたネイサンを解放、ワンダラー通過によるソリチュードの軌道
不安定性を修復に来たドルーフロボットからワンダラーの現在位置の情報を
得た。4月21日、アインシュタイン空間に帰還した。
年月日
2042年4月23日
事柄
ワンダラー、ドルーフ空間からの帰還に失敗
説明
ソリチュードで得た情報を元に、ワンダラーを追跡したローダンは、アトラン
命名するところの半空間にワンダラーが捕えられており、LFGでも到達出来ない
ことを知る。
年月日
2042年4月24日
事柄
ラスとネイサン、半空間に向かう
説明
テレポーターのラスは、半空間のワンダラーに辿り着こうとするが失敗、
構造補正器の5次元残存フィールドに捕獲される。ソリチュード知性体
ネイサンは自分の精神をワンダラーに送ることに成功するが、帰還の道を
失う。
年月日
2042年4月26日
事柄
ローダンとブリー、ワンダラーに上陸
説明
周期的に通常空間に戻るワンダラーの周辺部からブリーはワンダラーに
上陸した。ローダンはフィクティヴ転送機の受け入れ部を改良して半空間に
乗り込んだ。しかし、二人の乗ってきたガゼルは半空間にエネルギーを吸収され
飛行不能、さらにこの転送の間に日付は4月30日になっていた。
年月日
1305年?月?日
事柄
アトラン、リャンドリンドット伯と出会う
説明
エドワード1世のウエールズ遠征にシャーウッド伯の偽名で参加したアトランは
スイスとイギリスの混血児リャンドリンドット伯と親友になる。二人は、2042年、
ワンダラーで「再会」する。
年月日
2042年5月1日
事柄
ローダンとブリー、二度目の細胞シャワーを受ける
説明
通常空間にとどまるブリーにとっては、定期的に収束膨張するワンダラーの
ヒュジオトロンホールに辿り着くことは可能であった。ブリーよりエネルギーを
受けたローダンもガゼルで到着、あと62年の不死性が与えられた。
彼らの処理が終った直後、ワンダラーは通常空間の復帰に成功した(5月3日)が
次空安定エネルギー「エイリス」を大量に失った「それ」は「数日間」の引退
を宣言した。
年月日
1938年5月14日
事柄
レジナルド・ブル生まれる
説明
第35巻で2042年5月14日がブリーの104歳の誕生日との記述がある。
年月日
1965年?月?日
事柄
レジナルド・ブル、カリフォルニア宇宙アカデミー入学
説明
パウンダー将軍はの命令でブリーは新設されたアカデミーに入学し、
後に<スターダスト>でローダンと共に月着陸一番乗りをはたす。
年月日
2041年5月5日
事柄
ブリー、若返りを示す
説明
通常空間に止まったままヒュジオトロンの細胞シャワーを受けたブリーは、
ワンダラーの通常空間への復帰の際の位相のずれの影響をもろに受け
徐々に若返りつつあった。
年月日
2041年5月10日
事柄
ドルーフ艦隊と塩素惑星で交戦
説明
ブリーの若返りをストップさせるため、ローダン等はヒュジオトロンを持って
ドルーフ宇宙に侵入、コンプリトルムラーダーの働きで人工的な半空間を作り
細胞シャワー処理をやり直した。ドルーフ空間との固有時間差は1対4.26374にまで
縮まっており、リニア駆動で飛来するドルーフのロボット艦隊とテラのオタマ
ジャクシ部隊の間で激しい交戦が起こった。
年月日
BC8000年(?)ごろ
事柄
ドルーフ艦隊とラルサフIIIのアトランティスを攻撃
説明
1年前のラルサフII宙域でのドルーフとの交戦で大損害を受けたアトラン艦隊。
偵察艇TO=4が遭遇した「放電漏斗」より、ドルーフ宇宙に侵入した<トソマ>
と<パイト>は未知星系の第三惑星の基地を破壊した。しかし、両船の留守中、
ドルーフ艦隊はアトランティスを攻撃し、帰還した両船も破壊された。
アトランは海底の避難ドームに辿り着き、以後1万年のながきにわたり
ラルサフIII(地球)を放浪することになる。
年月日
2041年6月15日
事柄
貨物船<オリノコ>、アルコン艦に探知される
説明
テラの宇宙船の超空間ジャンプは構造補正機で探知を免れていたが、ロボット
摂政は補正機探知装置をアルコン艦に装備始めていた。
年月日
2041年6月18日
事柄
貨物船<チグリス>、ナラル星系へ
説明
アルコンの補正機探知装置の効力を調べるため、オスタル少佐ら33人の
情報局員はミス・ジャンプと偽ってナラル星系に侵入、第三惑星エクハス
に連行された。新型の固有振動ダンパーを装備した軽巡<ロートゥス>の
テストを終えたローダンは3名のミュータントともにエクハスに侵入し
オスタル等を解放した。ロボット摂政は<チグリス>の偽の地球のポジション
データの調査のため貴重な時間を失った。
年月日
2041年8月16日(グレイ・ビースト歴)
事柄
ミュロン、惑星ピープを訪問
説明
搭載艇<フェアレディ>を3ケ月かけて修理したグレイビーストの植民者達は
隣接星系アウリゲルからの訪問者と偽ってピープ(ヘーニンニー)を訪問した。
独裁者イー=ユール=エーリエに対する反政府組織をひそかに援助し、グレイ
ビーストに対する脅威を除こうとしたミュロン達だが、正体を見破られ宮殿
に篭城するはめになる。ぎりぎりのところで、<ソラー・システム>の介入
があり、グレイビーストは太陽系艦隊の保護を受けるようになる。
年月日
2042年10月3日
事柄
グレイビースト艦隊基地より3人の脱走者が出る
説明
異時間平面の接触に備えてグレイビーストに艦隊基地が新たに建設されたが
艦隊に編入された元植民者のサットニー、ラウアー、ローンの三人がチェリ
ッシュを銃で脅迫してガゼルを盗みだした。
年月日
2042年10月5日
事柄
太陽系帝国全艦隊に警報発令
説明
地球のポジションデータを持ったまま逃走した裏切り者のガゼル捜索のため
ローダンは全艦隊を動員させた。一方、人質となったチェリッシュは監視の
目を盗んで固有振動ダンパーを故障させることに成功した。
ガセルの遷移を探知したのは<ドルスス>に搭乗していた、チェリッシュの
戦友ミュロンであった。
年月日
2042年10月10日
事柄
ラチン=オール星域でテラとアルコンの艦隊が睨み合い
説明
オスタルのエクハス星での作戦でアルコン艦隊はテラがラチン=オール星域に
あると信じて終結していた。そこに現われた裏切り者サットニーらは
アルコン艦隊に無線を呼びかけたが、ローダンは彼らの潜む惑星タンタロスを
封鎖することに成功した。
年月日
2042年10月13日
事柄
サットニーとラウアー死亡
説明
ガゼルを脱出した裏切り者達は仲間割れを起こし、ラウワーはサットニー
を殺し、地球のポジションデーターでローダンを脅迫したが負傷をおして
追跡してきたチェリッシュによりやはり殺された。
生き残ったローンは地球に護送され、チェリッシュは15日、大尉に昇進した。
年月日
2043年7月?日
事柄
搭載艇<ファウナ>での怪事件
説明
惑星エパンに工作員として侵入していたゴルトシュタインと原住民マタール
を地球に送り届けようとしていた<ファウナ>内部で、乗員が次々に麻痺する
という怪病が起こった。マタールは分子変形能力をもつ未知種族の一員だった
のだ。最後の瞬間にマタールの暗示から逃れたゴルドシュタインの機転で
乗員達は自由を取り戻した。
年月日
2043年8月1日
事柄
<<ポトマック>>作戦発動
説明
ミュルタ星系から20光年の位置にドルーフ宇宙に繋がる放電ゾーンが
表れ、ロボット摂政は3万隻の大艦隊を派遣した。フィクティヴ転送機
を装備した新造戦艦<クビライ・カン>でグレイビースト基地に戻った
アトランは高速巡洋艦<カリフォルニア>によるドルーフ宇宙偵察飛行に
参加した。
年月日
2043年8月12日ごろ
事柄
ローダン、アトラン、ロイド、ドルーフの地下計算センターに迷い込む
説明
緊急遷移で放電ゾーンから2光年はなれたシアメド系第13惑星ハーデスに
退避した<カリフォルニア>だが、ドルーフ偵察船を避けるため未完成の
基地にローダンら3人を残してアインシュタイン宇宙に帰還した。
<ドルスス>からの転送インパルスを3日間待ったのちに転送機に入った
一行が表れたのはドルーフの中心世界であった。ドルーフロボットとの
戦闘に巻き込まれた3人に謎のテレパシーメッセージが送られた。
年月日
2003年?月?日
事柄
ハルナハン、行方不明になる
説明
銀河辺境で宇宙嵐に襲われたハルナハンの艦はエネルギーを失い銀河間
宇宙に漂流して行った。
年月日
2043年8月末
事柄
ローダン、ドルーフに同盟を提案
説明
ドルーフの中心世界、ドルーフォンにいる謎の恩人の正体を探るため、ローダン
はタトリラ星系から千里眼能力を持つハルノを呼びだし、ドルーフォンの
六十六人評議会に見せ掛けの同盟を提案した。グッキー、ハルノらの働きで
恩人の正体は首席物理学者オノトの中に潜んでいる精神体であることがわかった。
年月日
2043年9月14日
事柄
テラニアのエラートの霊廟から警報
説明
1972年2月の事故以来、安置されていたエラートの肉体は腐敗もせず霊廟に
安置されていた。彼の呼吸再開に連動した警報装置の作動により、翌日地球
に取って返したローダンは、対ドルーフ戦でのオノト=エラートの協力を
とりつけ、ドルーフの科学センターにアルコンの戦闘ロボットを転送機で
送り込むことに成功する。
年月日
2043年10月14日
事柄
トーラ、タイプ・F・アルコン病の診断を受ける
説明
3ケ月前から老化の兆候を示し、金星の山荘「アルコン」に療養していた
トーラにテラ医療陣は最悪の診断を下した。
医療陣とブリーの忠告により、ロボット摂政との交渉に赴くデリングハウス
に同行したトーラはロボット摂政の交渉の間に若返りを示していった。
かって、マーシャル等が手に入れた生命延長血清がようやく効力を示しはじ
めたのだ。しかし、捕虜にしたアラスによりトーラは射殺された。(享年
132歳)
年月日
2043年10月23日
事柄
グレイ・ビースト基地壊滅
説明
ハーデス基地との連絡艦<リゲル>の固有振動ダンパーの故障により
ミュルタ系のテラ基地がアルコン艦隊に発見された。アルコンへの
奇襲のため、テラ艦隊はグレイ・ビーストには残っておらず、アルコン
爆弾により核火災が発生した。
ローダン、ブリー、アトラン、ロイドの4人は核火災を免れ、救難信号を
発したが、彼らを収容したのはデリングハウスの指揮する<ドルスス>で
はなく、アルコン艦<ラン=ツォウル>であった。
次いで移されたエクハス艦<ケーニアル>の指令室を巧みに占領した
ローダン等は再び救難信号を発したが、彼らの前に表れたのはドルーフで
あった。
年月日
2043年11月2日
事柄
ハーデス基地に、SOS信号が入る
説明
3日前より、シアメド系第36惑星ローランドでドルーフの捕虜となっていた
ローダンは重力放射機を使ってモールス信号を発し、メタン、アンモニアの
惑星表面に逃亡した。
オノト=エラートの連絡でローダン生存の確信を得たデリングハウスは
ガゼルでローランドに潜入し、ラスとグッキーは4人の逃亡者を救出した。
年月日
2043年12月?日
事柄
グッキー、祖先の宇宙船を発見
説明
銀河系を1万年にわたって巨大戦艦が亜光速で飛行していた。対探知装置の
ため、他の船に探知されることもなく、乗員は戦闘ロボットとポジトロン
脳のプログラミングの下、一定年令に達するとコンヴァータ送りという名目で
秘かに冷凍睡眠状態におかれていた。
巡洋艦<アークティック>で近くを通ったグッキーは、ロボットに対して反乱
を起こした乗員の一人の思考インパルスをとらえて祖先の宇宙船にテレポート
し、乗員をロボットの支配から解放した。
年月日
2043年12月10日
事柄
テイフラー、<インファント>で重積前線に向かう
説明
アルコンのロボット摂政の勢力を削ぐため、テイフラー大佐はローダンの
秘密指令で、ドルーフとの同盟を主張する脱走将校としてドルーフォンに
向かった。翌日、ローダンより連絡を受けた摂政は2万隻の艦隊をドルーフ
宇宙に派遣した。固有時間のハンディキャップを持つドルーフはテイフラー
等に対アルコン戦でのドルーフ艦隊の指揮を依頼した。大宇宙戦のさなか
ノワールとマーシャルの超能力でドルーフの搭載艇を乗っ取ったテイフラー
達はハーデス基地に避難した。
年月日
2044年1月1日
事柄
ブリー、指に怪我をする
説明
ローダン、クレスト、フレイト、マーカントと共に新年を祝っていた
ブリーは左親指を割れたグラスで切る。そのころ、ロボット摂政は
トプシダーを始めとする補助種族を対ドルーフ戦に動員し始める。
年月日
2044年1月2日(?)
事柄
魔笛作戦
説明
トプシド遠征を控えた<クビライ・カン>に新たに転属されたウルバース
とフワン=ルウは地球の銀河ポジションを暴露しようとしたが、グッキー
により未然に防がれた。
年月日
2044年1月6日
事柄
昇天作戦開始
説明
地球よりわずか27光年のヴェガ星系のポジションデータを知るトプシダー
達からロボット摂政にデータが伝わるのを防ぐため、アルコン人に化けて
トゲックス=ゴの支配するオリオン、デルタ星系に赴いたローダンらは、
翌日、超空間内イオン化フィールドで通信封鎖を行なった。次いで、ヴェガ
星系のポジションデータは、ミュータント達によりことごこく改変されたが、
フィクティブ転送機を装備した戦艦<クビライ・カン>は、8日、摂政の
派遣したロボット艦隊との戦闘で失われた。
年月日
2043年12月半ば
事柄
惑星ツアリトで、志願兵の募集はじまる
説明
ツアルルトのコソカが支配するタグノル星系はアルコンからわずか3光年
の距離にある。ロボット摂政は対ドルーフ戦に動員する兵士の徴収のため
カルス提督をはけんした。
3年前から工作員として派遣されていたトフナーの報告をうけたローダンと
ゴルラ大尉は摂政に接近し、安全機構を動作させ摂政を無力化する計画を
立てた。
年月日
2044年1月21日
事柄
200名のコマンド、<カリフォルニア>でツアリトへ出発
説明
工作員トフナーの発信機をたよりに、<ドルスス>のフイクティヴ転送機は
通常転送機の受け入れステーションをツアリトのとある洞窟に送った。
ついで、トフナーとコンタクトをとったローダンは、首都タグノルの地下
カタコンプ内にアジトを移し、カルス提督の替え玉をしたてあげ、ツアリト
人に紛れてアルコンに進入する作戦を開始した。
年月日
2044年2月半ば
事柄
ローダン、アトラン等ナートルに移送される
説明
ツアリト人3千人にまじってアルコン輸送船に乗ったローダン等150名の
コマンドはアルコン三惑星ではなく、第五惑星の衛星ナートルにおろされ
アラスによる医学精密検査を受けるはめになる。
第五惑星のナート人のレジスタンスにみせかけたミュータント達の作戦と
ヒュプノブロックで検査をからくも切り抜けたが、カルス提督に化けた
オセガがレジスタンスグループに暗殺されたという凶報がツアリトから
届いた。
年月日
2044年3月18日
事柄
アルコン戦艦<コン=ヴェレテ>、ナートルからアルコンIIIに向かう
説明
ツアリト人に混ざってアルコン戦艦に配属されたローダンはついに摂政の
いるアルコンIIIに到達する。2週間の訓練飛行の後、60時間の休暇を利用して
摂政に接近をはかるが、テレポーターをもさえぎる重層エネルギーバリア
に遮られ、ひそかに持ち込んだアルコン爆弾も発見された。
戦闘ロボットに追い詰められたコマンドの中で、アトランは摂政に自らの
正体を告げ、安全システムA=1により帝国の後継者として認められた。
年月日
2044年4月ごろ
事柄
ドルーフの、ワイオミング基地発見
説明
元秘密局工作員で私立探偵のリチャード・ケノフのもとへ人工冬眠を企画する
ISCに申し込んだ主人を連れ戻して欲しいという依頼が来た。自ら冬眠希望者
としてワイオミングのISC本部に乗り込んだケノフは、冬眠容器に眠る無数の
ドルーフの子供を発見した。
地球と月のあいだの活発な転送機活動に目を着けたドルーフは、秘かに誘拐した
犯罪者ルイス・シレフスを通じてオーエン・キャノヴァーと連絡をとり、
複数転送機の同時動作時の五次元交錯を利用して自らの子供達を地球に
送り込んでいたのだ。
年月日
2044年5月12日
事柄
ジケルマン、<ドルスス>でアルコンに向かう
説明
安全システムA-1により、アトランはアルコン帝国の支配者の座につき
地球へのアルコンの直接的脅威はなくなった。しかし、ドルーフは転送機
ベースとはいえ地球のポジションを知っている。ローダンは地球防衛のため
<ドルスス>で帰途についた。
年月日
2044年5月16日
事柄
<スター・オブ・テラ>、フェロルをスタート
説明
地球から42光年のカペラ星系にドルーフは人工的な放電漏斗を発生させ
アインシュタイン宇宙に大艦隊を派遣し地球を捜索する。折り悪しく
緊急作戦「コロンブス」の発動中の太陽系に帰還した貨客船<スター・
オブ・テラ>の船長カール・リスターの無線が探知され、大型ドルーフ
艦一万隻以上が太陽系に侵攻を開始する。
固有時間、兵器、操艦技術に優れる太陽系艦隊も大型艦の不足のため撤退
を余儀なくされ、ついにローダンはアトランに大帝国の支援を依頼する。
レンズ・フィールド・ジェネレータで逆にドルーフ宇宙に侵入した<カリ
フォルニア>のテイフラーとミュータント達はドルーフォン上空の宇宙
ステーションを破壊し、カペラの放電漏斗は消滅した。アトランの派遣した
セネコ提督のアルコン艦隊と族長コカツェのスプリンガー艦隊によって
ドルーフ艦隊は太陽系から駆逐された。
年月日
2044年6月5日
事柄
ローダン、第一執政官に再任
説明
ドルーフ侵攻後の地球では、ローダンは議会での厳しい非難にさらされて
いた。同じころ冥王星を脱走したカーディフは火星と金星を占領したコカツェ
に合流し、ロボット摂政と議会に対し新執政官として名乗りを上げた。
議会での敗北ののち、捕虜からロボット摂政の退位を知ったカーディフと
コカツェは太陽系を去った。
年月日
2044年7月1日
事柄
カーディフ、ロボット摂政の退位を公表
説明
スプリンガーの中心世界の一つ、惑星アヘルツでカーディフとコカツェは
大帝国にインフレーションを起こしアトランの権力を奪おうと画策する。
秘かにコカツェと通じていて、アラスの毒薬で一時的に暗示能力を得た
工作員をテラニアに派遣していたケープタウンのGHC社の組織を一掃した
ローダンは、次いで、インド人ラピントルゲの開発したリニア・ハイパー・
エンジン探知装置で銀河系に侵入したドルーフ残余艦隊とコンタクトを
とり、帰国の代償としてアヘルツへのデモンストレーションを要求した。
この「ハエ叩き作戦」はドルーフ司令官ウォング=ツェルズ=クリグの裏切り
により失敗し、アヘルツは焦土と化し、ドルーフ艦隊はアルコン艦隊に
より全滅した。戦いの後、ローダンはアルコン皇帝ゴノツアル八世の即位を
アルコンIIIより公表した。
年月日
2044年8月5日
事柄
オノト=エラートからの救難信号
説明
ドルーフォンの計算センター破壊の責任を問われてオノトは独房の中に
あった。また、エラートはオノトを支配する精神力を消耗していた。
テラニアから急遽運んだエラートの肉体と共にガゼルでドルーフォンヘ
向かった。徐々に精神力を回復したエラートは暗示にかけた公安将校を
通じて手に入れたリニアエンジンの設計図を持たせたオノトと脱走を
はかる。ついに、エラートを発見したローダン、グッキー等はシアメド
系を脱出するが、ハーデスの秘密基地がドルーフに発見され破壊された。
年月日
2044年8月?日
事柄
巡洋艦<メキシコ>、グレーノル星系第2惑星モルクに不時着
説明
エパン人に化けていたマタールの資料から分子変形能力者の宇宙船がモルク
にかつて着陸していたことを知ったローダンとマーカントはエヴァーソンと
ゴルドシュタインをモルクに派遣した。超能力を中和する能力を持つ原住民
グリーンの中に潜んでいた分子変形能力者の最後の生き残りはエヴァーソン
一行を捕え、<メキシコ>で宇宙に戻ろうと企てた。
年月日
2044年8月ごろ
事柄
ソミア・アンチャー、水惑星オプガンを調査
説明
アルコン帝国のロボット司政官が何者かに襲われた。皇帝ゴノツアル8世の
要請でオプガンに派遣された巡洋艦<フィンマルク>は原住民の一派の
毒ガス攻撃を受ける。さらに、海底の調査に赴いたアンチャーらは黒幕の
スプリンガーとアラスに捕まる。彼らは<フィンマルク>を使って地球にも
毒ガス攻撃を企てるが、これは乗員の一人、ダニヤンにより阻止される。
テラナーと大帝国に友好な原住民の助けで脱出したアンチャーは、地球に
救援を要請。ローダン自ら、戦艦<バルバロッサ>でオプガンを解放した。
年月日
2044年9月10日
事柄
祖先の宇宙船、20光年の遷移
説明
1万年前から亜光速で銀河を漂流していた祖先の宇宙船では、乗員達が2日前に
発見したジャンプエンジンを使い最寄りの恒星系に向かった。しかし、3日後、
自動装置が冷凍睡眠にあった10万人の祖先達を目覚めさせたため、船内は修羅場と
化した。
年月日
2044年9月29日
事柄
祖先の宇宙船、再発見
説明
構造走査機の記録を元に、派遣した巡洋艦が祖先の宇宙船を白色矮星
マグヌスの近くで発見したが、船内は混乱の極みで船自身はエンジンが
故障しマグヌスへ衝突せんとしていた。ただちに<ドルスス>で救援に赴いた
ローダンは牽引ビームで祖先の宇宙船をとらえ、船内に麻酔ガスを送った。
年月日
2044年10月?日
事柄
ローダン、グッキー、セング、惑星バルコンを探索
説明
アルコンIIIに祖先の宇宙船の乗員を送ってきたローダンは、出し抜けに
ワンダラーの「それ」からのメッセージを受けた。「それ」の要請で
銀河間空間に進出したローダン等はエネルギーを失ったバルコンで謎の
見えない敵に襲われた。地下の機械ホールで深層催眠から目覚めたバルコン
人と協力し、ローダンはバルコンを解放した。
年月日
2044年10月末(?)
事柄
アトラン、細胞活性装置を盗まれる
説明
アルコンIの水晶宮で新皇帝の生活を送っていたアトランはマーシャルと
共にガス攻撃を受け、目覚めたときには活性装置を失っていた。60時間
以内に装置を取り戻さないとアトランは爆発的細胞崩壊で死に至る。
ローダンと共に到着したミュータント達やマーカントの働きにより犯人は
バアロル教団の祭司、セグノ・カタアとわかり、テラ部隊はアルコンIIの
バアロル神殿を包囲した。しかし、祭司はミュータント達の能力を封じる
アンティミュータントであった。ゲラ星系の惑星ゲラルまで逃走したカタアを
ローダン、アトラン、ゴラチンは追跡しぎりぎりのところで装置を取り戻した。
年月日
2044年11月24日
事柄
アルコンIIIで、新アルコン人のテロ行為
説明
祖先の宇宙船よりアルコンに送還された新アルコン人の約1000分の1が
長期冬眠の後遺症で脳障害をうけていた。その後、テラに戻ったローダン
は、大帝国内の政治的経済的陰謀の温床たるルスマ系アヘルツに対する
「リスク=コマンド・ソルテン」を開始した。
年月日
2044年12月?日
事柄
トマス・カーディフ、ヒュプノトロン処理を受ける
説明
母権制のうそつき種族ソルテン人に変装してアヘルツに侵入したローダン等は
地下牢に閉じ込められていたカーディフを発見、アトランの超弩級戦艦隊に
迎えられてアヘルツを去った。しかし、父と息子の溝は埋めがたく、アルコンIII
でヒュプノ処理を受けたカーディフはエドモント・ヒューアーの名前で別の
人生を送ることになる。
年月日
2044年8月末?
事柄
惑星トラムプに未知種族の水滴状宇宙船団着陸
説明
ローマのヤヌス神のように双面の水滴状頭部と蜂に似た身体をもつモンスター
達は「オルグ」をトラムプにおろそうとしていた。原住のネズミ=ビーバー達
はテレキネシスの「遊び」で作業を邪魔しモンスター達に次々と殺害されたが、
モンスター達の作業も未知の「黄色い」エネルギーの爆発で中断させられた。
68光年離れたアベル星にリシュル買いつけに向かっていた貨物船<ポトマック>
の報告により、エネルギー部部長のヴァルター・グリンベルをトラムプに派遣し
たが、2度目の訪問をすませたモンスター達は立ち去った後であった。
年月日
2044年9月?日
事柄
「黒い壁」によるネズミビーバーの虐殺
説明
3度目にトラムプに飛来したモンスター達はガル=エンの指揮下、トラムプ
を死の世界に変えながらコルク抜き状の建造物と地下ホールを建造し自らの
実験を遂行した。偶然居合わせたテラの軽巡も彼らの船団を探知することは
できなかった。
年月日
2045年1月5日
事柄
グッキー、トラムプへ帰郷
説明
前年末あたりからホームシックにかかっていたグッキーは4日に注文した
特殊宇宙服30着を手土産にスペースジェットSJ-09で60年ぶりに故郷に
向かった。しかし、トラムプは4ケ月前のモンスター達の実験により
その軌道を8000万キロも離れ太陽に向かっていた。
緊急着陸てジェットは大破し、テラとのコンタクトを失ったが、生き残り
のイルト、ビクレの話しやエネルギー爆発のデータをもとにモンスター達の
機械ホールと「オルグ」を発見したグッキーはこれを破壊した。
この爆発を知ったローダンはジョー・バスキン指揮の<ビルマ>を
トラムプに緊急派遣、グッキーと28匹の赤ん坊のイルト達を保護した。
年月日
2045年1月24日
事柄
クレストの記念碑制作開始
説明
ローダンは当代一の彫刻家マンゲルマンに引退したクレストの
記念碑の制作を依頼したが、翌日、引退先のクレストの星より
クレスト死亡の悲報が届いた。